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エフティグループの特徴
保有銘柄のエフティグループについて書こうと思います。
エフティグループはネオモバでコツコツ買っていたのですが、現在は100株保有しています。
平均取得価格は1362円です。
エフティグループは、中小企業向けの情報通信システム、セキュリティシステム、インターネット環境、省エネルギーサービスなどの提案を主体にしている企業です。
購入動機は、①売上高営業利益率が高い、②営業費用売上比率がまあまあ良い、③高配当という観点からだったと思います。ただ、いきなり100株購入は怖かったので、ネオモバで少しずつ買っていました。
①売上高営業利益率
売上高営業利益率は10%を継続して超えています。
ただ、売上高、営業利益は伸び悩んでいますね。
②営業費用売上比率
営業費用売上比率は1.15以上をここ2年は超えています。今期も超える予想ですね。
③配当金と配当性向
配当金と配当性向です。
配当金は今期は63円の予想です。現在の配当利回りは4.78%なので、かなり高配当の部類ですね。
2019年:58円、2020年:61円、2021年:63円とわずかながら増配を繰り返しています。
第36期の報告書によると、配当性向は50%を目途に決定すると書かれています。2021年度はEPS101円であり、配当性向は63%でした。それ以前の配当性向はほぼ50%でしたので、2021年度は高めでした。
50%を目途にするのであれば、今期のEPS予想が116円なので、配当金は58円程度が予想されます。
減配しないことを祈るばかりです。
④FCFと営業キャッシュフローマージン
FCFと営業キャッシュフローマージンです。
FCF、営業キャッシュフローマージンとも安定していません。
あまり安心して保有できる感じではなさそうです。
なんで購入したんだろう?
⑤営業キャッシュフローは当期純利益より大きいか
ほぼほぼ営業キャッシュフローは当期純利益を下回っています。
いよいよなんで購入したのかわからなくなってきた。
しかし、これも経験と思うことにしよう。
⑥ROE
ROEは20.7%と高いです。
⑦自己資本比率
自己資本比率は39.16%と、ぎりぎり40%を切っています。
投資判断
自分の投資基準を満たすか検討してみました。
1.売上高営業利益率が10%以上〇 うむうむ、まずまず合格
2.売上高、EPSが毎年増加している× あれ、だめじゃないの?
3.営業費用売上比率が1.15以上〇 いいね。
4.配当利回りが4%以上◎ すごくいいね。
5.配当性向が50%以内× 2021年度は60%超えたし、今期も超えるかも
6.自己資本比率が40%以上× ギリギリ駄目よ
7.ROE10%以上◎ いいっすね。
8.FCFが毎年プラス× 安定していないわ。
9.営業CFが毎年増加している。および、当期純利益より多い× 全然ダメやないの
10.営業キャッシュフローマージンが15%以上× 痛い、心が痛い。
というわけで、10項目中、条件を満たしたのは4項目だけでした。
あまり、おすすめはできない感じですね。
当面は買い増ししないで見守ろうと思います。
ただ、気になる点としては、ストック売上比率が53.8%へ増加している点ですね。
「エフエネ電気」、光回線自社ブランドの「ひかり速トク」、節水装置「JET」などの他に、LINE集客サービスにも力を入れて、ストック収益拡大を目指すそうです。
これが上手くいけば収益は安定しますね。しかし、こんなにうまくいくもんですかね?
結論
やっぱり様子見です。相場が暴落して配当利回りが5%を超えたら買うかもしれません。
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